髪を切りたい。
こういう時に気にするのってコストパフォーマンスですよね。
この記事を読んでいる人は、美容師の細かい技術力の差なんて気にしてないでしょう。
2,000円よりも1,500円がいいし、
1,500円よりも1,000円がいい。
1,000円を切るところがあるなら是非行きたい。
とりあえず理容師・美容師の免許持ってるならあとは安ければそれでいい。
っていうか理容師と美容師の違いが分からない。
※ちなみに、美容師はパーマをかけることができます。一方、理容師には顔剃りが認められています。
いわゆる「床屋」の顔剃りが美容室では提供されないのはこういうところに由来してます。
- その名も「IWASAKI」
- カットが690円~
- さすがの込み具合
- 受付が間に合えばタイムサービス料金は適用される
- 施術時間はカットのみで10分程度
- 客層は様々
- 荷物は自分でロッカーに
- カットはスピード重視、だけど大きな問題なし
- 本当に切るだけ
- コスパ重視なら絶対アリ
その名も「IWASAKI」
神奈川県を中心に展開しています。
ヘアーサロンiwasaki、ヘアースタジオiwasaki、ヘアースタジオASA、ヘアースタジオマジック、ヘアーサロンビト、など、複数の名称で展開していますが、いずれも同系列の美容室です。
カットが690円~
もうね、とにかく安い。
この690円は、平日タイムサービス時の価格です。
タイムサービスの時間は店舗によって12時~14時だったり、13時~16時だったり、マチマチですので、事前に確認しましょう。
男女関係なくこの金額、QBハウスより安いやないか。
さすがの込み具合
この店舗のタイムサービスは16時までで、15時半に受付をしました。
入口にタッチパネルのモニタが設置してあり、ここで受付を行います。
カット以外にカラーやシャンプーもつけるか等、メニューもここで決めます。
今回はカットのみ、で登録しました。
(ちなみに指名も可能です)
が、なんとこの時点で19人待ち。
待合用の椅子も10席弱用意されていましたが、すべて埋まっていました。
ただ、店員に一声かければ外に出てもいいそうです。
私は買い物を済ませて30分後に戻ってくることに。
(声をかけずに出ている人もいました。店員さんも忙しそうだし、メモを取っている様子もないのでそれでもいいのかも。)
受付が間に合えばタイムサービス料金は適用される
タイムサービス時間残り30分の時点で19人待ちですから、まず16時までにカット開始とはいかないと思います。
ただ、タイムサービス料金の適用は、受付が間に合えば大丈夫です。
施術時間はカットのみで10分程度
私の行った店舗では、男性スタッフ1名と女性スタッフ2名で回していました。
これで私を含めて20人を捌くのか・・・。
しかもお客さんは私の後にもどんどんやってきますから、大変です。
ちなみに、この店舗では男性客は男性スタッフが、女性客は女性スタッフが対応する、というルールを基本に回していたようです。
待っている顧客の比率はおおむね男女比が1:1ですが、女性客だとカラーやシャンプーなどのニーズも多いようで、1人当たりの時間が長く、2名体制で対応しても女性の方がひっ迫していました。
40分程度の買い物を終えて戻ってくると、男性側の待ちは残り3名まで進んでいました。
19人待ちの時点で男性客がどれだけいたかは正確にはわかりませんが、男女比1:1だとして9人前後は自分の前にいたはず。
と言うことは40分で6人捌いたのか・・・。はえーよ。
見ていると概ね1人10分前後でカットから会計まで終えています。
結局お店に戻ってから20分弱で自分の番になりましたから、待った時間は50分強という所でしょうか。
前述の通り女性は詰まり気味だったのでもっと待ち時間はあったかもしれません。
客層は様々
これについてはおじいちゃんおばあちゃんから小学生まで、本当に様々でした。
大学生とおぼしき若い男性もいましたし、老若男女って感じですね。
ちなみに私の行った店舗は雑誌の他にこち亀が充実していたので待ち時間も苦じゃなかったです。チョイスが床屋。
まあ今の時代はみなさんスマホで時間を潰されてますけど。
荷物は自分でロッカーに
店内には鍵付きのロッカーがあって、セルフでここに出し入れします。
(店舗によって違うかもしれません)
普通の美容室みたいに「お荷物こちらどうぞ~♪」って案内はないです。自分で何とかしましょう。
カットはスピード重視、だけど大きな問題なし
本題のカットに入ります。
着席したら黒いビニールに両腕を通したところで「どうします?」と聞かれます。
無難に長さを指定して切ってもらいましょう。
コスパを追及してきて難しい注文したらアカン。
私は2か月ぶりの散髪なので、「形はそのままで、3cm切ってください」とお願いしました。
しかしここで困惑したのがメガネ。
普通は「メガネこちらにどうぞ」って言われてケースに置いたりするんですが、それすら無い。
自分で何とかしましょう。(店員によると思いますけどね)
「ここにメガネ置いていいですか?」と自分から言って事なきを得ましたが、これ言わなかったらメガネかけたまま施術したのかな。
カットは見出しの通りスピード重視です。
具体的には、全体を指定した長さ分グアーっと切っていきます。グアーっと。
首回り耳周りはバリカンでブワーっと。
とにかくスピード重視。
そして短くなったところで、微調整のために全体に隙ばさみをササーっと入れていきます。
ここまで7分程度。
お店の性質上スピード重視ですが、決して悪くはないです。
帰宅後、妻からも「普通(すぎてつまらん)」と言われました。
もちろん、ちゃんとお金を出して、30分とか1時間かけてくれる美容師さんはもっと細かく丁寧にハサミを入れてくれます。
6,000円とかするカットだと感動するくらい丁寧ですけど、今回はあくまで690円で切ってもらいに来てますから。
本当に切るだけ
カットのみでお願いしているので、本当に切るだけです。
「整髪剤付けますか?」なんて当然言われないし、なんならおしぼりとかも出されないので、切った髪の毛が大量に顔に付着したまま会計に通されます。
(これも店員によるんでしょうけど、今回は塩対応寄りのおじ様でした)
QBハウスだとここでエアウォッシャーで毛屑は取ってくれるんですけど、「エアウォッシャーなしだと510円引きです」って言われたら迷わず「なしで」って言いますしね。
いいんです。これくらい自分で何とかしますよ。
コスパ重視なら絶対アリ
細かいこと言えばキリがないかもしれませんが、カット690円、とにかくこの神コスパは全てにおいて優先されていいと思います。
ちなみにタイムサービス時間外でも980円ですからこの時点で1,200円のQBハウスより安いです。
QBハウスのように効率を追求したシステム化がなされている要素は薄く、力技で安くしている感はあるかもしれませんが、価格破壊の更に下をいく激安カットとして、iwasakiは絶対アリです。